急速な円安が続く中、対策はあるのか?
こんにちは。
北村あおいです。
最近はさまざまな物の値段が上がっていますね。ニュースでも言われている原因の一つが円安です。今回は今おこっていることと、対策について書きたいと思います。
円安とは…
「円安」とは外国から見て”相対的に” 日本円の価値が下がることを指します。
学校では、円安について次のように教えられます。
- メリット:海外で日本製品が売れやすくなるため、輸出産業の業績が伸びる。
- デメリット:輸入品がが高くなり、輸入に頼っているエネルギー資源が値上がりしてしまう。輸入産業の業績が落ち込みやすい。
現在は、ロシアのウクライナ侵攻でエネルギー資源が高騰しているため、より円安にしておかないと輸出企業の利益が出ず経済がダメになってしまいます。しかし、円安によってエネルギー資源の高騰は日本国内の物価の値上がりになるつながるため、個人の家計は厳しくなり困ってしまいます。
急速な円安
ここ最近では、ドル円が130円近くまで上がり、20年以上ぶりの安値と話題になっております。
円安の流れはまだまだ続くのではという専門家の意見をよく聞きます。
これは現在の円安は一時的なものではなく、日本の経済状態を反映した状態であるためです。ファンダメンタル的な円安と言ったりします。
円安の理由は次のような日本産業の魅力低下と考えられています。
- 日本の金利が低い
- コロナの影響で訪日観光客を制限している
- 貿易収支が赤字
■日本の経済について知る方法
日本の経済について、詳しくなるには朝の経済ニュースを見ることがオススメです。朝早く起きる必要がありますが、早起きをする価値のある情報番組です。個人的には、ニューヨーク市場が開くときの鐘を鳴らしてテンションの高いウォルマートの人たちの様子にちょっと笑ってしまいます。
円安が続く中どうすればよいのか
貨幣の価値は、日本産業の魅力 = "国の勢い" によって決まります。
"国の勢い" は具体的には「金利」と「産業の成長度」です。
金利は個人レベルではどうにもなりません。よって、円安・物価高のへの対策は、知識を得て目下の防御策を採る短期的な方法と日本の産業発展に貢献する長期的な方法が考えられます。
■目下の防御策:
相対的に日本円が安くなるということは、上がっているものもあるわけなので価値が上がっているものを持っておくということです。目減りを抑える防御策です。昨今だと外貨積立などドルで預金をすることが考えられます。
一風変わったところで暗号通貨のBTC(ビットコイン)は、ドルを経由して買うことになるためBTCで預金することは、ドルで預金していることと同じと考えることもできます。
■産業発展に貢献する:
日本の産業発展に貢献することは、今日明日でどうにかなる話ではありませんが、
長期的な目線をおいて次の経済変動に備えて外貨を稼げるような製品、サービスを生み出せるととても理想的です。
海外から欲しがられる技術の開発も良いでしょう。
感染症の蔓延を収束させていち早く観光業を復活させるのも外貨を得る大事な方法になります。
■まとめ
今後円安・物価高のため、家計が苦しくなる可能性が高いです。
目下の対策と長期的な対策をする必要があります。
そのために世界情勢や経済の情報を日々キャッチする努力や産業の発展に貢献することが必要です。
北村葵