10月についにビール類も値上げ!対策を行う飲食店も
こんにちは。
北村あおいです。
雨が多い時期となり、それを越えると秋が訪れてきますね。
最近は秋が短いなと感じる日々この頃です。
一方で、10月にさまざまなものが値上がりする報道がありました。
食料品から電車賃までさまざまなものが原材料やエネルギー価格の高騰の影響で値上がることになります。
なんと、ビール類の飲み物も値上がりすることがわかりました!
今回は、僕が大好きなビール類の飲み物も値上がりの現状と、飲食業界の経営者の対応について書きます。
10月からビール類は値上げ
ビール大手のメーカーはビールを6~10%値上げ、ノンアルビールまで値上げすることがわかりました。
9月中に箱買いする方が多いのではという報道も多々あります。
原材料価格や物流費の高騰により、ビール大手4社はビール類の値上げに踏み切る。店頭価格の上げ幅は、メーカーによって異なるが、4~13%程度。ビール党にとっては痛い出費増だ。
(以下の記事より引用)
ビール離れが更に加速する?
次のグラフは、ビールの消費量の推移を表しています。
グラフで見る! ビールの消費量 ビールの年間消費量の推移 年ベース 【出所】国税庁 酒税課税状況表より
人口減少と高齢化で、年々ビールの消費量が落ち込む中で、また値上げがおき、さらなるビール離れが起きそうな気がします。
最近では、各コンビニやスーパーなどでプライベートブランドのビールが発売されており、手頃なプライベートブランドのビールに手を伸ばす人が増えたり、逆にクラフトビールなどの本格的なビールを求める人も出てくるのではと思います。
さらに、ノンアルビールの普及も加速しているので、ビールの消費量だけで見ると減っていますが、楽しみ方が多様化しているとの見方もあります。
飲食店での値上げに対する客離れ対策
海外で原料高騰等で値上げが行われた場合、商売をされる方が多いため共通理解があり、「原材料高騰だから仕方ないよね」となりますが、
現在の日本の場合で、特に安さを売りにした飲食店の場合、「原材料高騰だから仕方ないよね」とならずに『顧客が離れる』と言われています。
<ワタミグループさんの対策>
ワタミのグループでは、ビールの値上げはしつつも、料理の価格を据え置きにすることで客離れの対策を行うそうです。
<イベント化する対策で起死回生を狙う? 飲食店と各メーカー>
これはとても面白い対策です!
値上げが行われる時期にイベントを行い客離れ対策を行う飲食店や、メニューを工夫するところもあるようです。
大衆酒場FUTABA 小宮翔店長
「(店が)5周年という節目を迎えて、お客さまに提供できるぎりぎりの価格88円(税抜き)で提供させていただこうと思いました」
「食材の高騰がありまして、価格変更しなければならない中で、価格を上げるだけでなく、メニューを一新して以前と同価格で提供できるように新しくしました」
【公式】大衆酒場 フタバ 鳥取米子店 | 米子 居酒屋 …鳥取県米子市のコンセプト居酒屋
以下の記事より引用
ビールの各メーカーや飲食店では、値上げにさまざまな対策を行っています。
経営者として、原価が上がったから値上げをすればいい問題ではないので、難しい状況で対策を考え決断をする企業には見習うところがたくさんありますし、知恵の見せ所で、商売の面白さを見せつけてくれます。
これからのビール業界と飲食店がどのように変化していくか、今後も注目したいと思います。
北村葵