株式会社 blue sky 北村葵 オフィシャルブログ

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【新技術】自宅で健康把握する技術開発をGoogle 発表

こんにちは。

北村あおいです。春になりましたね。

この春から、新社会人になったり、職場が変わったり、新しい仕事を始めたりなど、いろいろな変化がある方も多いと思います。

変化には期待と不安があるものですが、うまく乗り切るには身体の健康に気をつけるのが大事です。コロナ禍を経て、最近は特に健康に気をつけている方が増えたと思います。

そんな中、医療技術や薬剤、予防技術の革新が期待されますが、Google さんが健康状態把握のための取り組みを発表しました。取り組み観点が、今度のビジネスのアイディアの助けになりそうだったので紹介したいと思います。

オークランド(米カリフォルニア州) 24日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは24日、スマートフォンを活用して健康状態を管理する新たな取り組みを発表した。心臓の音や眼球の画像をスマホなどに取り込むことで、自宅で健康上の問題をチェックできるかテストを行う。

スマホ使い自宅で健康状態把握、グーグルが新たな取り組み発表 | ロイター より

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【記事の要約】自宅で健康状態を把握する技術開発を開始

Google さんの取り組みは、スマートフォンの各種センサーを使って自宅で健康状態を把握できるようにする技術の開発です。

具体的には、眼球の画像をスマートフォンのカメラで撮影することによって画像から糖尿病などの病気を発見することや、スマートフォン内蔵のマイクを使って心音(心臓の音)を検出、分析し、心臓弁障害の早期発見に繋げる技術の開発を行っているそうです。現状では、健康状態の判定精度が未熟であるため課題であるようです。

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医療をスマートフォンでできる時代が来る?取り組みのポイント

Google さんの取り組みが新しい理由は、遠隔の医療予防を既存の技術でやるという点です。

これまでにスマートフォンでできたことは、主に健康増進がメインでした。

スマートフォンで自身の健康状態を管理するアプリは多くあります。自身の体重管理や食事管理を手助けするアプリなどです。また、AppleアップルさんのApple Watchのような身体に接触しているデバイスを使うことでさまざまな健康管理ができます。例えば、心電図をアプリケーションで心電図を確認できることや、血中酸素濃度測定を行うことができます。さらに、CMにもありましたが、転倒検出機能があり、転倒して 1分間動きが感知できなかった際は自動的に緊急通報が行われるような事故の検知機能もついています。

しかし、実際に病気を予防のためにこういったしくみをつくることは今までにされていません。なぜなら病気を判定するのはお医者さんや医学的に認可された専用の機器である必要があるためです。

よって、医療の分野に進出するということは技術力に自信、長期的なプロジェクトになる覚悟が必要になるかなと思います。それだけニーズがあるといえるのかもしれません。特にコロナ禍で医療機関が逼迫するなど、遠隔で医療予防できることが望まれていくのかもしれませんね。

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<さいごに>

Google さんや Appleさんを始め、スマートフォンを用いた健康管理の技術が日々進化しています。今まで治せなかった病気が治ったり、病気の予防ができる技術には驚きです。加熱している医療予防技術について日々注視して行こうと思います。

北村葵